ぱーぷるのミュージック Note.

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ミソは重ね方 ダンスミュージックのリードシンセの作り方【DTM】

 Hi !!

 今回はDTMに関する記事。

 ダンスミュージックで一番の見せ場であるドロップで使うリードシンセの音作りについて解説していきます。

プロのように迫力のあるサウンドを目指したい方に役立つ内容かなと思います。

リードのメロディーラインの作り方では無いので注意!

 では早速いきましょう。

プロの楽曲はどうしてサウンドに厚みがあるのか

youtu.be

上の曲は私の大好きなDJのAviciiの最大のヒット曲です。

ドロップがカッコよくてほれぼれしますよね(笑)

こんなサウンドの曲を作ってみようと思って挑戦した人も多いと思います。

でも出来上がったものは全然迫力ないし薄っぺらくてプロの曲とはかけ離れている…と感じているもまた多いんじゃないかなと思います。

フリーのシンセとかを使っててリードの音の質がそもそも低い場合は除いて、有料シンセを使ってるのに上手くいかない方は次の原因が考えられます。

それはズバリ使っているリードシンセの数が足りないということ。

プロの作る曲でリードをメインに聴かせているものほとんどは空間を埋めて迫力を持たせるために複数のサウンドを組み合わせて1つのサウンドのようにしています

重ねる数は2,3個だったり、10個だったりと曲自体や作曲する人によって様々。

でもリードシンセの基本的な構造はだいたい同じなんですよね。(たぶん…)

それでは一体どんな構造になっているかをこれから紹介していきます。

 

リードシンセの基本的な構造

リードシンセは次の3つの層に分かれています。(それぞれの層の名前は説明しやすいように私が勝手に決めました。。)

1.プラック → アタックを強調

2.メイン  → リードの骨格になるサウンド

3.スペース → リードの空間を表現

 

1.プラック 

プラックとは音の始まりを強調する役割をもつシンセのことで、これを加えることでメロディーがパキッっと締まったサウンドになります。

このプラックには名前の通りプラックの音を使ったり他にはミュートギターやホワイトノイズのたっぷり乗った音程がほぼ無いシンセを使ったりします。

 

2.メイン

メインは文字通りリードシンセで一番聴かせたいサウンドの部分です。

この部分は自分の使いたいサウンドを好きに選べるパートです。

私は基本的にこのメインでは1,2個のサウンドしか使いませんが、プロや音作りの上手な人はこのメインでもっと多くのサウンドを組み合わせたりしてますね。

複数のサウンドをメインで使うときはEQなどで細かく周波数の住み分けをしてやる必要があるので上級者向けかなと思います。

でも複数を組み合わせた方がより自分好みのサウンドにはなっていきますね。

 

3.スペース

スペースは空間を広げるためのサウンドです。

このサウンドはとにかくエフェクトが大事でリバーブはかなり強めにかけ、アタック感は抑えて、左右にサウンドを広げます。

このサウンドがあるか無いかでは音の広がりが大きく変わります。

メインの音を邪魔せずに空間だけを広げる必要があるので、私がリードを作るときに一番考えるのがこのパートかな。

 

この3つが私が考えるベーシックなリードの構成です。

ただ、曲によってはメインのリードがプラックの役割も担ったり、コードがメインのリードの役割を果たしてたりする場合もあるので必ずしも上の考えが成り立つ訳ではないということを覚えておいてください。

 

最後にプロのDJの曲作りのチュートリアルをいくつか紹介。

youtu.be

この動画はJay HardwayというDJのチュートリアル動画です。

リードサウンドを勉強してた時によく観てたので参考までに。

ただこの人のリードサウンドの数は異常なので複雑すぎるかも…

リード説明は8分あたりからです。

 

youtu.be

あともう一つチュートリアル動画。

The Chainsmokersの『Roses』の作り方を説明している動画です。

これはコードがリードの役割をしているパターンのもので今回の考えとは少し違う作り方をしているものになります。

リードの説明は29分後半ぐらいからです。

 

リードシンセの重ね方の例

最後に実際に私の作った曲のリードの重ね方を例として紹介します。

使う曲は下の曲。

この曲のメインリードの構成がどうなっているか説明していきます。

先ほど説明した3つの層ごとのサウンドを聴いてもらいます。

soundcloud.com

あっ、これからリードの構成を見ていきますが、ここで聴いてもらうサウンドはすでにサイドチェインなどのエフェクトはかかってる状態のサウンドになります。

あとこのリードは全部Nexus2というソフトシンセのプリセットを使ってます。

 

まずはリード全体のサウンドはこんな感じです。

 トロピカルハウス系のリードです。

このリードには3つのサウンドが使われてます。

 

まず1つ目がこれ。

これは上で説明したのプラックサウンドになります。

通常プラックはサイドチェインはかけないんですけど今回は曲の雰囲気を考えて、かけてあります。

あとプラックってあまりパンを左右に振らないのにこれは左右にスイングしてますね。

なんでこうしたのか私自身も覚えてません。

まあ聴いてて違和感ないので良しとします(笑)

 

続いて2つ目。

これはメインサウンドになります。

リードギターの音源を使っています。

最近は1つの音で音域を埋めれるリードギターを使うことが多いですね。

元のギターの音にディストーションをかけてよりパリッとしたサウンドにしました。

 

最後はこれ。

 残されたスペースサウンドです。

このリード全体を生音っぽい音にしたかったので、ブラス系の音を使いました。

始めはこの音がメインだったのですが、アタックにパンチが足りないなと思って空間を埋める役割に変えました。

そのために元の音源からアタック感を減らしてメインとぶつからないようにしました。

あとリバーブはかけすぎって思うぐらい強めにかけてます。

 

 

これが私のリードの重ね方の一例です。

参考になれば幸いです。

 

と言った感じで今回はこの辺で

ありがとうございました!
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